私が担当するマンションでの出来事...
売主様からは聞いてなかった話だったが、
ひょんなことから同業者からこんな話を聞いてしまった。
「社長ご存知ですか?あのマンションでは数年前に事件があったらしいですよぉ。」
急いで売主様に連絡を取って話を聞くと、
確かに私が聞いたような事件が7?8年前に有ったと言う。
売主様は悪気も無く、
同じマンション内とはいっても違う階層での事件だったからと
あえて報告することもないと思っていたようだ。
こういう問題は判断が難しいので
県庁の“宅建指導班”に相談の連絡を入れてみると回答はこうだった。
「たとえ何年も前のことであっても、また違う階層で起こった事件であっても、
購入者が後に精神的な負担を追うような告知事項は事前に説明しておくべきです。」
確かに...
自分が不動産を購入した後に、
事前に聞かされていなかった話を近所などから耳にした場合
その内容にもよりますが“騙された”と思うことでしょう。
売主様もせっかく売却をされても、
後に買主様から“騙された”などと言われたりすることは不本意でしょうから、
たとえ言い辛い告知事項であっても媒介を依頼する不動産会社には事前に
報告しておかれた方がよろしいでしょうし、
不動産会社の方も、その辺をしっかりとヒアリングしておくべきでしょう。
私自身も今回は再認識させられた事案となりました。
今後は、今まで以上に依頼者からしっかりと聴取して、
購入希望者にはより正確な情報を伝えられるように心がけます。
なんでも “大丈夫だろう”=× なのです。
ちなみに...
問題となったそのマンションは若干価額が下がったものの、
事件については買主様にしっかり報告して
了承のうえ契約いただける予定となりました。

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