深夜2時の営業マン

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先日、友人にマニアックな和菓子を紹介された。

その名もイモケンピ(以後イモケン)。

私は突然イモケンピと言われ単語が一瞬で理解できず当然

イメージも出来なかったが、間髪入れず友人が鞄の中から

取り出したのはイモケン(600グラム)。カロリーにしてみれば

1000キロカロリーは間違いないだろう。

普通は100グラム程度で売りに出されている和菓子のハズだが

なぜか600グラム。よく分からないが高知に旅行に行ったらしく

そこであまりにも美味しいので大量に買い込みイモケンを

紹介して歩いてるそうだ。

600グラムのイモケンを目の前にしてイモケンについて熱い説明を

10分くらいだろうか?上の空で拝聴し「さぁ食べろ」と私と友人が

向かい合って話していたちょうど真ん中にあったイモケンを

ご丁寧にズイっと私の手元に押し出して下さった。

恐る恐るイモケンを口にしてみると美味しい。

確かに美味しいのである。

所詮は芋、というようなイメージがあったがむしゃむしゃと勢いよく食べ始め

友人も私の食べっぷりを満足そうに見ている。

次に友人は私のオーディオを勝手にいじり始め聞き覚えの

ある曲を流し始めた。

そう、あの有名なマツケンサンバだ。

単純にイモケンのケンとマツケンのケンで韻を踏んでいるだけで

イモケンとマツケンはなんら関係ない。

突っ込みたくなかったが一応突っ込んどいたほうが優しいかと思い

軽く揶揄しておいた。

 

夜中の2時にピンポンを鳴らしわざわざマツケンの音源を持参し

一人で楽しみ歩いている彼の行動力は半端じゃない。

だが、日本人として新しい和菓子を教えてもらった事に感謝し

やめられなく止まらないのはカッパえびせんだけではないと

いう事を彼から教えて頂いた。サンクス。

 

 

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