場違いな花火2

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私が待ち合わせ場所に着くと1時間級の遅刻の常習犯である

オーガナイザーは珍しく既に到着しており満面の笑みで

「さぁ行こうか」と出発を促された。

他に4.5人来ると言う話だったが皆様揃ってドタンバキャンセルだそうだ。

いつものメンバーは最初から来る気はなかったのだ。

もともと花火に興味を示す人間達ではないのでおかしいとは思ったが手遅れ確定。

既に主催者のN君の希望により花火を二人で見に行くことになった。

 

知り合いの方々に会わない様祈っていたが鎌倉駅のホームでとりあえず一組の

知り合いカップルと順調に出会い、メインの通りは危険と判断しストリートネームは

忘れたが江ノ電の改札がある方の道から海に向かうことにしたが改札を出て

5分も経たないうちに二組目の知り合いカップルに遭遇し本日2度目の

生き恥を晒した。

私の連れのNは既にアルコールを大量に摂取し明らかに酔っ払いフラフラと

私の知らない女性に声をかけまくっているが髪の毛があぶらぎり過ぎているため

女性達はピタリとも止まらない。

しばらく遠くから見てるとあまりにも可哀想な動きをしているので

一息入れさせる為、某飲料メーカーの缶コーヒーを渡すと

静かに受け取り深いため息をついた。

アルコールを大量に摂取していながらも実は傷ついているように見えたが

ほってほいた。なぜなら自業自得だから。

髪がアブラぎっている上に、数分前に食べたヤキソバのアオノリを

歯に大量にくっつけたまま浴衣を着た清楚な女性に話しかけてる彼が悪いのだ。

基本的に美女は野獣に目を向けない現実を知った。

Nよ、サンクス。

 

続きはまた来週に、あしからず。

 

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