前回『ルワンダの涙』という1994年に実際に起こった動乱を描いた映画をご紹介しましたが、休日に鑑賞した同僚曰く、あまりにもヘビー・・・とのことで、今回は小説のご紹介を。
新田次郎の『アラスカ物語』という本です。
割と有名な小説らしく知っている人もいるかもしれません。
古本屋で10数年前に何気なく手に取った文庫本だったのですが、裏表紙の
『かくかくしかじかで・・・ノンフィックション・・・どうこう・・・』
という、ストーリーというよりも『ノンフィックション』という言語に鋭く反応し、購入したことを覚えています。
※ノンフィクション・ドキュメンタリーの類が好きです。年の為。
割と本は読むほうなのですが、面白かった本をあげよ、といわれたら、まず10本、いや5本の指にはいるくらいの鮮烈なイメージが今も残っています。
ストーリーとしては、詳細はぼやけてしまいましたが、江戸末期だか、明治初期だか、そのくらいの時代背景だったかと思います。
船が座礁(だったかな?目指して行ったんだけな?興味持ったら自分で読んでね)し、なんとか生き長らえ到着した地。アラスカ!寒そうです!そこからエスキモー社会に溶け込んで、飢餓・疫病で滅亡に瀕したエスキモーを救出、アラスカのモーゼとも言われたフランク安田の生涯を元にしたストーリーです。
すごいです。このハングリーっぷりは。
そんな時代にアラスカに日本人がいたなんてのもビックリだけれど・・・
あくまで小説であるので、全て事実のように受け止めてしまうのはどうかと思いますが、新田次郎の書き方は、ホントにリアルです。
だけど、これは事実なのですね。
確か太平洋戦争の時にはアメリカの収容所に収監されていたような・・・
読み始めたら止まらないと思います。
最初のくだりからグイグイきますよ。